コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 母乳にも含まれるラクトフェリンとは。効果や副作用をチェック

母乳にも含まれるラクトフェリンとは。効果や副作用をチェック

ラクトフェリンは牛乳や母乳など、哺乳動物の乳に多く含まれている成分のことです。強い抗菌力や殺菌力の他、鉄と結びつく働きなどが認められていることから、健康維持だけではなく美容やライフスタイルの改善にも効果的な成分として知られています。 ラクトフェリンとは実際にどのような成分なのか、働きや歴史、実際に期待できる効果などを解説していきます。 また、ラクトフェリンを効率良く摂取するための方法や、摂取する上で注意しておきたい副作用や注意点などのポイントも合わせてチェックしてきましょう。

ラクトフェリンとは?ミルクに含まれる糖タンパク質の働き

ラクトフェリンは、母乳を始め哺乳動物のミルクに多く含まれている糖たんぱく質の一種です。全体的に赤みがかった色をしているため、「赤いたんぱく質」と言う呼び方でも知られます。 まずはラクトフェリンの基本的な働きや、成分としての特徴について見ていきましょう。

鉄と結合する糖たんぱく質

ラクトフェリンは1960年にフランスの学者によって名付けられた成分で、「乳」をあらわす「ラクト」と、「鉄」を意味する「フェリン」とうい意味を持っています。 文字通り、鉄と結合する性質を持つ糖たんぱく質としてこれまでにも多くの研究データが挙げられています。人間では母乳の他、唾液や涙液、血液などにも含まれているとされており、人の身体の粘膜を細菌などから守る働きを持っています。
ちなみに糖たんぱく質とは、たんぱく質を構成するアミノ酸の一部に糖鎖が結合したものです。人を含む動物の、細胞表面や細胞外に分泌されているたんぱく質のほどんどが糖たんぱく質であるとされています。
中でもラクトフェリンは、出産後3日間に出るとされている「初乳」に最も多く含まれており、これはまだ免疫力の低い乳児を細菌から守るためです。 強い抗菌力や殺菌力を持っていることでも知られており、細菌やウイルスの増殖を防ぐことによって、感染症などのリスクを下げる働きが期待されています。
ちなみに「鉄と結びつきやすい」と言う性質は、血液中に鉄分を吸収しやすい作用を与えるため、貧血などの予防にも繋がるとされています。

主にミルクに含まれている

前述の通り、ラクトフェリンは動物の体内に含まれる乳似多く含まれています。つまり乳製品(ミルク)に多く含まれているということになります。
ラクトフェリンが多いとされる具体的な食品は、以下の3つです。
  • 生乳
  • チーズ
  • ヨーグルト
ラクトフェリンは熱に弱いという性質があるため、加熱処理を施すことによってラクトフェリンの含有量が減少してしまう点に注意が必要です。 そのため、加熱処理が施されているような市販の牛乳やチーズなどには、ラクトフェリンはあまり含まれていないと考えた方が良いでしょう。 ただし加熱処理がされていない生乳や、低温殺菌された牛乳などには、少量ですがラクトフェリンが含まれています。そのため、ラクトフェリンの摂取を目的としている場合は、生乳や低温殺菌による加工が施された生乳・牛乳が望ましいでしょう。 また、生乳と同様にナチュラルチーズも少量ですがラクトフェリンが含まれています。ただし加熱処理などを行っているプロセスチーズには、ラクトフェリンが含まれていないため注意しましょう。 ちなみにヨーグルトは、一般的なものだとほぼ加熱処理を行っているため、ラクトフェリンの含有量はあまり期待できません。ただし「ラクトフェリン入り」などと記載があるヨーグルトや飲むヨーグルトは、ヨーグルトとして加工した後にラクトフェリンが添加されているため、摂取することも可能でしょう。

1939年に見つけられた有効的な成分

ラクトフェリンの歴史は1961年からとされていますが、実際には1939年にはすでにデンマークの化学者によって、牛乳から発見されていたという歴史を持ちます。発見されてから成分の性質や効能などが研究され、1961年にフランスの学者によって「ラクトフェリン」と名付けられました。 ラクトフェリンは熱に弱いため、前述の通り市販の牛乳やチーズなどにはほとんどふくまれていないという点が特徴です。しかし、1980年にはラクトフェリンの大量生産が可能となる技術が開発され、これをきっかけにラクトフェリンを扱った研究が幅広く様々な国で行われるようになったという歴史を持ちます。
例えば日本国内でも、乳業工場などを中心にしてチーズホエイなどからラクトフェリンを抽出し、ラクトフェリンにフォーカスした大量生産技術を開発しています。欧州でもこうしたラクトフェリンの大量生産技術を活用して、1970年頃からチーズの生産量が増加したというデータも挙げられています。
発見されてからの歴史自体はかなり長く、その分だけ加工技術や研究データが蓄積されているラクトフェリンは、現在も進行形で人の身体にどのような効果をもたらすのか、様々な研究が行われています。

母乳と牛乳由来サプリメントなどの成分の違い

ラクトフェリンを摂取するのであれば、熱加工技術によって含有量が減ってしまう加工食品はあまり現実的とは言えません。ラクトフェリンの含有量を加工時に増やした上で販売されている食品もありますが、実際にラクトフェリンを効率的に摂取するなら、サプリメントの使用がおすすめです。 ちなみに人の母乳には、初乳(出産後5日目ごろまで)100mlあたりに約600㎎のラクトフェリンが含まれています。 ちなみに殺菌や加工を施される前の生乳と比較すると、生乳は人の母乳の10分の1程度しかラクトフェリンが含まれていません。そのため、まだ幼い乳幼児にラクトフェリンをたくさん摂取させるのであれば、母乳をたくさん飲ませるのが効率的と言えるでしょう。 ただし、大人になってからラクトフェリンを摂取するのであれば、サプリメントを活用することをお勧めします。サプリメントや製造会社にもよりますが、1粒あたりに大体500㎎程度のラクトフェリンを含有しているサプリメントがほとんどです。 つまり、ラクトフェリンを効率的に摂取するなら
  • 乳児なら母乳から
  • ある程度成長した後は加工食品orサプリメントから
と、各年齢や成長段階に合わせた方法をとるのが良いでしょう。もちろん、日常的にチーズやヨーグルトなどの乳製品を好んで摂ることが多い人は、ラクトフェリンを多く含んだ商品を使うことで、日常的にラクトフェリンを効率良く摂取することもできますね。

免疫向上に腸内環境改善など。ラクトフェリンの健康効果

ラクトフェリンが発見されてから長い年月をかけて、現在進行形でまだ研究データが多く集められているのには、ラクトフェリンが持つ様々な潜在的効果が期待されているという背景があります。 ラクトフェリンに期待されている、人の身体に与える健康効果を見ていきましょう。

NK細胞を増やしてウイルスや感染症から守ってくれる

ラクトフェリンには、「NK(ナチュラルキラー)細胞」と呼ばれる免疫細胞を活性化させる働きが期待されています。
NK細胞は、がん細胞やウイルスに感染した細胞などを見つけ出し、積極的に攻撃を加えることで体を病気などから守ろうとする働きを持った免疫細胞のことです。NK細胞の働きが弱いと、病気やウイルスに感染するリスクが高くなる可能性が認められています。
実際に行われた動物実験では、ラットにラクトフェリンを投与することによってNK細胞の数が増え、免疫機能が強くなったという結果が認められています。 つまりがんや病気などの予防効果を高める働きが期待されているということになります。人が生きていく上で感染する・罹患する病気の数は計り知れません。ラクトフェリンを日常的に摂取し続けることによって、病気の予防と健康維持に繋がるでしょう。
ちなみに人の母乳に多くラクトフェリンが含まれているのは、まだ免疫力が低い乳児をウイルスや病気から守るためであるとされています。

腸内環境の改善と便通の改善

ラクトフェリンには、ビフィズス菌などの「善玉菌」と呼ばれる菌を増やすことで、悪玉菌の活動を抑え、腸内環境を整える効果が期待されています。
人の腸内にはたくさんの種類の細菌が存在していますが、善玉菌が占める割合は通常9割程度です。しかし善玉菌の数は加齢や疲労などと共にどんどん悪化していき、悪玉菌が増えてしまうと便秘や下痢といった腸内環境トラブルに発展してしまいます。
もしお腹の調子が悪い日が続いている人や、もともと便秘や下痢をしやすい体質の人は、積極的にラクトフェリンを摂取してみてはいかがでしょうか。 ラクトフェリンには、「プレバイオティクス」という善玉菌のエサになる働きがあることが分かっています。そのため腸内の善玉菌を増やすために役立ち、お通じを改善したり、腸内環境を綺麗にしてデトックス作用を促すはたらきが期待されます。
ちなみに腸内環境が整うと、体内の毒素が排出されやすくなるため、肌荒れなどの改善効果も期待できるでしょう。

アレルギー症状の軽減効果

ラクトフェリンには、抗アレルギー作用や抗炎症作用が認められています。前述の通り、免疫細胞を高める働きによって炎症作用を防ぎ、アレルギー性による
  • アトピー性皮膚炎
  • 喘息
  • 花粉症
といった症状を緩和に導く効果が期待されています。ちなみにアトピー性皮膚炎などは腸内環境とも関連があるとされているため、前述のように善玉菌を増やして腸内環境を増やすラクトフェリンの効果はアレルギー症状を軽減する効果が十分期待できるでしょう。 実際に行われた動物実験では、アトピー性皮膚炎のマウスにラクトフェリンを投与した場合、投与しなかったグループと比較して皮膚炎の重症度が低いという結果が出ています。 ちなみにこれには腸内フローラの構造変化も関連しているという結果が同時に出ているため、腸内環境の悪化や免疫の過剰反応などによるアレルギー症状の予防や緩和のためにラクトフェリンの摂取を習慣づけるのも良い方法と言えるでしょう。
また、呼吸器系ウイルスを含む病原性微生物に対する活性も期待されているため、呼吸器官にダメージの与えられる喘息などにも一定の効果が期待できるでしょう。

ダイエットや内臓脂肪の低下

肥満気味の人や、ダイエットを考えている人にも、ラクトフェリンはおすすめの栄養成分です。ラクトフェリンには脂肪燃焼の働きを積極的に手助けするという作用が報告されています。
実際にラクトフェリンが働きかけるとされているのは、内臓脂肪の低減効果です。内臓脂肪とは、胃や腸などのお腹周りの内臓付近に蓄積した脂肪のことです。内臓脂肪は皮下脂肪と比べて減量が難しく、増えれば増えるほどお腹がポッコリとして目立ちやすいのが特徴です。
中でも、ウエスト周りが一定以上のサイズであり、血圧・血糖・脂質のうち2つ以上が基準値を超えると診断される「メタボリックシンドローム」に効果をもたらすでしょう。 ラクトフェリンはヒト臨床試験や内臓脂肪細胞を用いた実験によって、内臓脂肪を減らす効果があることが検証されています。実際に行われた実験では、22歳から60歳の成人男女を対象に1日約300㎎のラクトフェリンを8週間摂取させ続けたところ、内臓脂肪の量の減少が報告されました。 ただし、ラクトフェリンは胃や小腸で分解されます。内臓脂肪を効果的に減少させるためには、胃で分解されずに小腸まで届く、脂溶性のラクトフェリンを摂取するのが効果的です。

貧血の予防・改善

ラクトフェリンの名前の由来でもある「鉄と結びつく」働きは、貧血の予防・改善効果に繋がります。 積極的に鉄と結びつこうとする働きにより、鉄を必要とする細菌やウイルスを抑制したり、鉄の吸収・代謝調整を正常化する働きが期待されます。 例えばウイルスの中には、増殖のために鉄を必要とするものもありますが、ラクトフェリンは鉄と積極的に結びつこうとするため、ウイルスや細菌の増殖を防ぎ、健康維持に働きかけます。
また、鉄欠乏性貧血の女性がラクトフェリンを服用することにより、血中の鉄濃度やヘモグロビンが増加し、貧血の症状が改善されたという研究報告が多数あげられています。
貧血に注意したい女性の方はもちろんのこと、普段から貧血気味の男性にも、ラクトフェリンの働きはメリットが大きいでしょう。 もし貧血にお悩みの方の中で、鉄剤や鉄分サプリメントを使用しても「効果があらわれない」とお悩みの方がいるなら、もしかしたらそれは鉄の摂取量ではなく鉄の吸収率が低いことが原因である可能性があります。 この場合、ラクトフェリンを摂取して鉄の吸収や代謝をサポートするのが対策方法として期待できます。ラクトフェリンと鉄分を同時に摂取し続けるのも、貧血の予防・改善効果に繋がりやすいでしょう。

胃の健康状態を維持する効果

ラクトフェリンは胃の中のヘリコバクター・ピロリ菌などに対して、強い抗菌作用を発揮することが研究で明らかになっています。
ヘリコバクター・ピロリ菌とは、胃の中に住み着いてしまう最近のことです。
  • 胃潰瘍
  • 胃がん
  • 胃十二指腸潰瘍
放置してしまうと、上記のような病気の原因に繋がる可能性があります。
日本人の50歳以上の約7割、国民全体の5割程度の人が感染しているとされており、ピロリ菌によるリスクは加齢に伴って高くなっていく傾向にあります。 ピロリ菌とラクトフェリンの関係性を証明する研究として、2か月間ラクトフェリンを飲み続けた結果、約30%の人にピロリ菌の数が10分の1まで減少したという結果があります。

ドライアイの改善・予防

乳製品に多く含まれていると見聞きするとお腹の調子を整える作用を連想しがちですが、実はドライアイにも有効な成分であることが判明しています。 そもそもラクトフェリンは人の体内に存在しており、母乳だけではなく涙の中にも含まれています。つまり目を潤す役割を果たしている涙の中に、ラクトフェリンも存在しているということです。
実際に行われたラットを用いた実験では、ラクトフェリンが加齢ラットの涙腺を若返らせることが分かりました。粉末飼料にラクトフェリンを添加して育成したグループは、ラクトフェリンを添加していないラットと涙腺を比較したところ、老化による涙腺の縮小傾向が見られなかったとのことです。
ドライアイが進行すると、眼の不快感や見えづらさ、眼球表面にキズができるなどの症状が起こる可能性があります。 普段からPC作業を多くしている人や、スマホなどの液晶を眺める時間が多い人などは、日常的にラクトフェリンを摂取して涙腺の老化や疲労を軽減し、ドライアイのリスクを可能な限り下げていきましょう。

骨粗しょう症の予防

ラクトフェリンが含まれているのは生乳やチーズなどの乳製品には、カルシウムが多く含まれていることから「骨を強くする」効果が期待されています。 実際に乳製品のもととなるラクトフェリンも同様に、骨粗しょう症を予防する効果が期待されています。
骨粗しょう症は、カルシウム不足や女性ホルモンの減少、運動不足、加齢に伴う身体機能の低下などの様々な理由によって、骨中のカルシウムが溶け出してしまい、骨がスカスカの状態になってしまう病気です。骨粗しょう症になると、些細な衝撃で骨が痛んだり、骨折のリスクが高まります。
もともと女性ホルモンには、「骨芽細胞」という骨を作り出す細胞と、「破骨細胞」という骨にダメージを与える細胞のバランスを整える作用があります。特に女性は、閉経などを気に女性ホルモンの量が減ることによって、より骨粗しょう症のリスクが高まるため注意が必要です。 ラクトフェリンには破骨細胞の働きを抑制し、骨芽細胞やコラーゲンの生成量を増やす働きが認められているため、骨粗しょう症のリスクを下げる成分として効果が期待されています。

ストレスを緩和させリラックス促進

ストレス社会とも言われる昨今で、リラックスを促したり自らメンタルケアをすることは非常に重要です。ラクトフェリンは人のストレスを和らげる働きがあるとされています。 行われたラット実験では、ラットの腹腔内に投与したラクトフェリンが精神的ストレスを緩和したことが報告されており、ラクトフェリンを含む食品がストレスケアに効果をもたらすことが期待されています。 また、牛乳由来のラクトフェリン錠剤を人が摂取し続けた研究では、ストレス負荷による唾液中のアミラーゼ濃度の上昇が、ラクトフェリンを摂取していないグループと比べて抑制されることも判明しています。 ストレスによる体調不良は決して珍しくありませんから、ラクトフェリンで日常的にストレス対策を講じておくのも良い方法でしょう。
ストレスは精神的なものだけではなく、身体的な原因(生活リズムの変化や体調不良)、環境的な原因 もあるため、ストレスに心当たりのある人はラクトフェリンで対策を講じてみるのもおすすめです。

美容や女性のライフスタイルにも効果をもたらすラクトフェリン

ラクトフェリンは健康効果だけでなく、女性に嬉しい美容やライフスタイルの向上などといった効果も期待できる成分です。その特徴や働きについて、具体的な研究データなどを元に見ていきましょう。

肌ダメージを修復して代謝を促す

ラクトフェリンには、肌細胞をはじめとする人の身体の細胞の代謝を促す働きがあります。中でも肌の新陳代謝は「ターンオーバー」という呼び方で知られており、肌表面の細胞を古い物から新しい物に入れ替えるための重要な役割を果たします。 肌の代謝機能が改善されれば、ダメージを負った部分の細胞が新しい細胞に入れ替わり、修復を促す効果が期待されます。 ニキビや吹き出物といった肌トラブルの他、紫外線ダメージや乾燥肌・敏感肌などの肌に負ったダメージを修復するための一助となるでしょう。
ニキビ跡のような傷跡が残ると、肌表面がくすんだりデコボコが目立ったりなどの悪影響が及びます。シミやくすみを緩和させたり、表面がきめ細やかでなめらかな肌質を整えるための、ラクトフェリンを含んだ化粧水なども販売されていますよ。

コラーゲンやヒアルロン酸の増加につながる

肌質を改善するための基礎化粧品の多くが、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」といった有効成分を活用しているのを見聞きしますよね。
  • コラーゲン:たんぱく質の1種であり、皮膚の真皮層の約7割を占める、水分を保つ働きを持った成分
  • ヒアルロン酸:1gで6ℓの水分を保持できるとされる、皮下組織の間にある真皮層に含まれている成分
どちらも肌のうるおいに欠かせない成分であり、保湿や乾燥・敏感肌を防ぐために有用です。 ラクトフェリンについて行われてきた研究結果の中には、コラーゲンやヒアルロン酸の量を増やす可能性が示唆されるものもありました。
まだ研究データが不足しているのが現状ですが、実際にラクトフェリンは抗炎症作用によって肌のターンオーバーを正常化させたり、腸内環境を整えて栄養の吸収率を高めたりといった働きから、コラーゲンやヒアルロン酸の補給をスムーズにする働きが期待できるでしょう。
また、免疫力を高めることは肌の老化抑制にもつながるため、加齢とともに減少するコラーゲンやヒアルロン酸による、肌質のカサつきなどを防ぐことにもつながるでしょう。

メラニン色素をカットする美白効果

ラクトフェリンには、メラニン色素の働きを阻害して紫外線ダメージから肌を守り、美白に導く働きが期待されています。 もともとラクトフェリンは免疫力を高める働きを持っているため、紫外線ダメージなどから肌を守り、メラニン色素の生成を防ぐ可能性を持っています。 また、ラクトフェリンは肌のターンオーバーを促したり、腸内環境から肌質を整えたりする作用によって、すでに発生したメラニン色素による肌のシミやくすみ、色素沈着を緩和する働きも期待できます。 肌表面に残っている古い細胞を取り除いて、新しい細胞に生まれ変わるのを手伝う働きを持っているため、根強く残ってしまっているメラニン色素を含んだくすみやシミなどを、肌の内側から押し出す働きをサポートしてくれるでしょう。
本気で美白効果を期待するなら、ラクトフェリンの他にも様々な有効成分を摂取すると良いでしょう。例えば肌質を改善するとされるビタミン類とラクトフェリンを同時に摂取することにより、相乗効果でさらに高い美白効果が期待できます。

抗酸化作用による肌の健康維持

ラクトフェリンには、肌細胞を老化(酸化)から守る抗酸化作用があることで知られています。
抗酸化作用とは、体内の細胞などの物質を酸化(老化)させる力が強くなってしまった酸素のことです。活性酸素が体内で増えすぎると、肌や臓器など様々な部分が老化していき、病気などに繋がるおそれもあります。
抗酸化作用が肌に与える影響は、肌の乾燥やシワ、シミといった老化症状を緩和させる働きです。いつまでも若々しい肌質を保ちたいと考えている人にぜひ知ってほしい作用ですね。 また、腸内環境が整うことで肌質が改善されたり、抗炎症作用によって皮膚の健康状態が維持されることもまた、肌の老化防止に繋がる要素の一つです。

月経痛の緩和・予防効果

ラクトフェリンには鉄の吸収を促進する働きがあります。つまり「貧血症状の軽減」効果が期待できるため、女性は毎月の月経による貧血症状の緩和にも繋がるでしょう。
実際に月経痛の自覚がある成人女性を対象に、錠剤で鉄分とラクトフェリンを摂取する研究が行われました。結果として、頭痛や腹痛、腰痛などの月経痛が軽減したという報告があげられました。
月経痛で日常生活に支障をきたしている人は、貧血予防として鉄分とラクトフェリンを同時に摂取することで、症状の予防や緩和に繋がります。 また、ストレスを軽減させリラックスを促す働きも、月経前後の精神的なストレスや不安感を予防・対策する方法の一つとなるでしょう。 女性であれば、月経はどうしても避けられないものですから、もし毎月の月経痛やPMS(生理前症候群)などにお悩みの人は、ラクトフェリンを積極的に摂取してみるのもおすすめです。

子宮内フローラを改善

「腸内フローラ」という言葉を見聞きしたことのある人は多いのではないでしょうか。腸内フローラと同じように「子宮内フローラ」という言葉も存在します。
子宮内フローラとは、子宮内に生息する細菌の状態のことを言います。子宮内にも腸内と同じ様に、善玉菌や悪玉菌などの様々な菌が存在しており、この菌類たちのバランスが整っている場合は、着床率や妊娠の継続がしやすい状態になります。
もし子宮内の善玉菌が減って悪玉菌が増えてしまうと、着床率が下がってしまったり、妊娠しても流産や早産に繋がるリスクが高まってしまいます。 ラクトフェリンが積極的に鉄分と結びつく作用によって、細菌が生存・増殖に必要な鉄分が不足することにより、子宮内の悪玉菌の増殖を防ぐ働きが期待されています。
実際に2016年には、早産を繰り返す難治性細菌性膣炎患者に対してラクトフェリンの摂取を推進したところ、子宮内フローラを整える上で欠かせないラクトバチルス属細菌が増加し、妊娠の可能性が高まったという事例が報告されています。
妊活中の人や、不妊治療を検討している人等は、ラクトフェリンを摂り入れる方法も検討してみると良いかもしれません。

ラクトフェリンを摂取するなら?効率的な摂取方法

実際にラクトフェリンを摂取することを検討しているのであれば、効率的な接種方法のポイントについても確認していきましょう。ラクトフェリンを摂取する際に覚えておきたいポイントやコツなどを解説していきます。

1日の摂取量は200~600㎎が理想

ラクトフェリンを日常生活から摂り入れるなら、摂取量に注意しましょう。基本的に1日の摂取量に決まりはありませんが、ラクトフェリンを含む多くの健康食品は、一つの成分を摂取するにあたり1日に100㎎~300㎎の摂取を推奨しています。 サプリメントなどでラクトフェリンを摂取するなら、同様の量を目指しましょう。尚、購入したサプリメントなどに摂取量の目安などが書いてある場合は、表記に従った量を摂取するのがおすすめです。
ただし、ラクトフェリンの摂取量に明確な決まりがないとは言え、過剰摂取は禁物です。多くの臨床試験では、ラクトフェリンの1日の摂取量は100㎎~700㎎程度として設定されています。そのため、多くても700㎎以上の摂取はしないように注意してください。

飲み忘れに注意しておけばOK

ラクトフェリンをサプリメントなどで摂取する場合、特に決められたタイミングはありません。1日に1回、決まった時間に摂取し続ける事が重要です。 特に24時間周期で摂取し続けることが効果的とされているため、朝・昼・夕食時など、忘れにくい食事のタイミングにラクトフェリンの摂取を習慣づけるのもおすすめの方法です。
また、ラクトフェリンは空腹時に摂取すると効率良く吸収できるという意見もあるため、可能なら食前にサプリメントなどで摂取するのが良いでしょう。もちろん食前に飲むを忘れてしまった場合は、食後に摂取する方法でも構いません。
飲み忘れが気になるという人は、スマートフォンアプリなどを活用して、飲み忘れ防止のためのアラートをかけておくのもおすすめです。

食事からラクトフェリンを摂取するなら?

前述でもご紹介した通り、ラクトフェリンは熱に弱い成分のため、あまり食品からは効率良く摂取できません。特に加熱処理された乳製品などからの摂取は難しいでしょう。 効率的な接種方法を考えるならサプリメントからの摂取が望ましいですが、「ラクトフェリン入り」と記載された牛乳やチーズ、ヨーグルトなどを活用するのがおすすめです。 ただし、これらの食品を使って加熱処理を施す調理をするのはおすすめできません。せっかくラクトフェリンが配合された食品でも、加熱によって成分が失われてしまいます。
また、ラクトフェリンは熱だけではなく酸に弱いという性質もあります。非加熱・もしくは低温処理の乳製品であったとしても、消化途中で胃酸に分解されてしまうことがあるため、やはりしっかり体内に吸収されることを前提に作られた「ラクトフェリン配合」の食品、もしくはサプリメントを選ぶのがおすすめです。

ラクトフェリンを摂取するにあたっての注意点。副作用の有無等を確認

ラクトフェリンに限らず、どんな成分でも摂取するにあたっていくつかの注意点があります。副作用の有無や、体質などのへの影響を事前によくチェックしておきましょう。

ラクトフェリンの副作用

もともとラクトフェリンは母乳だけではなく、人の涙や唾液などに含まれている成分のため、人の身体と馴染みやすいのが特徴です。結論から言うと、ラクトフェリンによる重篤な副作用は報告されていないと言うのが現状です。 ただし、ごくまれに
  • 便秘
  • 下痢
  • 腹部の張り(膨満感)
といった、軽い胃腸の不調が見られることがあります。そのため、ラクトフェリンの過剰摂取はNGです。1日の摂取目安量である100㎎~300㎎を大まかな目標摂取量として、基本的にはサプリメントなどの商品パッケージに記載された量を守って服用するようにしましょう。
また、ラクトフェリンを含めてアレルギー体質を持っている人も要注意です。中でも乳製品にアレルギーがある人や、サプリメントにラクトフェリンと一緒に含まれる位の多い「デキストリン」などにアレルギーを持っている人も、事前に成分表と自分のアレルギー体質を考慮した上でラクトフェリンの摂取を考えましょう。

サプリと食品ならどっちから摂るべきか

ラクトフェリンを摂取する場合、加熱加工が少ない乳製品(牛乳やチーズ・ヨーグルトなど)を選ぶか、サプリメントを選ぶかの大きく分けて2択に分類されるでしょう。 効率を重視するのであれば、サプリメントからラクトフェリンを摂取する方法の方がおすすめです。 ラクトフェリンを摂取できる食品は存在しますが、含有量や価格帯のことを考えると、やはりサプリメントの方が効率的と言えるでしょう。また、サプリメントを選ぶ場合はラクトフェリン以外の成分も同時に摂取できる点も魅力的です。
例えば鉄とラクトフェリンを同時に摂取できるサプリメントなら、貧血予防や鉄分の補給により効果的です。もちろん鉄以外にも、ラクトフェリンと一緒に他の成分が含まれているサプリメントは販売されていますから、自分の目的に合った成分が同時に含まれているサプリメントを探してみるのもおすすめです。
ちなみに食品として売られているラクトフェリン含有の商品は、飲むヨーグルトやおやつ感覚で食べられるヨーグルト・チーズなどが多く見られます。「おやつや休憩時に、ついでにラクトフェリンを摂取したい」という人はこうした食品を活用するのも一つの方法です。

子ども・高齢者・妊婦への影響

成分の効果や影響について、よく心配されるのが子供や高齢者、妊婦の方などですね。ラクトフェリンの場合、小さな子どもの成長を助けるために母乳にたくさん含まれている成分ですから、子どもに対して比較的安全であるとされています。 同時に、高齢者や妊婦に対しても、顕著な副作用などは見られません。数々の臨床試験が行われた中でも、体質がデリケートな高齢者や妊婦への副作用は特に目立って発見されなかったとのことです。
ただし、ラクトフェリンそのものに目立った副作用はなくとも、サプリメントや食品などとして摂取する場合、配合成分や添加物による副作用に注意が必要です。
特にアレルギーや持病のある人や、高齢者・妊婦の方などは、事前にラクトフェリン以外の配合成分についてよく確認しておき、かかりつけ医などに相談しておくと安心に繋がるでしょう。

ラクトフェリンの効果が出るまでの期間はまちまち

ラクトフェリンをサプリメントやヨーグルトなどの食品で摂取する場合、どのくらいの期間続けると効果が出るのか気になる人はいるのではないでしょうか? 結論から言えば、ラクトフェリンの摂取で効果が表れる期間は人や作用によって大きく異なるというのが現状です。 例えば腸内環境や便通などの改善効果は、飲み始めてから比較的早めに作用を実感する人もいるようですが、免疫機能や妊活などの影響については、効果を実感するまでに一定期間以上の継続した摂取が必要とされています。
サプリメントはラクトフェリンだけではなくどれも継続が肝心ですから、まずは3~4ヶ月程度を目安に続けてみましょう。
サプリメントを選ぶ際も、「3~4ヶ月続けられるか」を基準にして、予算や入手方法などをリサーチしてから購入するのがおすすめです。

ラクトフェリンサプリの選び方。続けやすさや安全性に注意して選ぼう

ラクトフェリンをサプリで摂取するなら、サプリの選び方にも注目です。ラクトフェリンを摂取できるサプリは豊富に展開されていますから、自分の体質や目的に適した商品を選べるようにポイントを押さえておきましょう。

含有量や他成分の有無についてチェック

ラクトフェリンのサプリを摂取することを考えている人の目的は、年齢や性別などによって多種多様です。
  • ストレス対策
  • 妊活
  • 月経前後のトラブル対策
  • 身体の健康維持
  • 美肌効果
自分がラクトフェリンに求めている効果を確認した上で、必要であれば他の有効成分も含まれたラクトフェリンサプリを選びましょう。
例えばラクトフェリンと結びつきやすい鉄や、貧血予防に効果的とされている葉酸などが一緒に含まれたラクトフェリンサプリは多く流通しています。また、乳酸菌や亜鉛などの成分や、肌質を整えるビタミン類などが含まれたラクトフェリンサプリもおすすめです。
ただし複数の成分が含まれたサプリメントは相乗効果が狙える分だけ、アレルギーにも注意が必要と言う点を覚えておきましょう。 また、含有量についても事前に確認しておくことをおすすめします。サプリメントによっては、一粒or一袋で摂取できるラクトフェリンの量が異なるため、継続して摂取していくにあたって、続けやすさや経済的な面も考えた上で、含有量のチェックは必須です。 また、1日の摂取量目安を達成できるかどうか、1日に何粒飲めば良いのかと言った点を確認する上でも、一粒当たりの摂取量について確認しておきましょう。

国産・海外製サプリの違いについて

サプリメントの中には、国内の会社で製造されたものだけではなく、海外の食品会社などから製造・販売されているものもあります。国内製・海外製のどちらもそれぞれの長所・短所がありますが、安全面を考慮するなら国内の製薬会社から清算されたものがおすすめです。
海外製のサプリメントはコストパフォーマンスを重視しており、一粒あたりの含有量が多いものや、他の成分が多く配合されているものなど多種多様です。
一見コスパが良いように見えますが、日本とは違う成分表記や品質基準であることを前提にすると、あまり安全性が高い都は言えないのが現実です。 また、海外製品のサプリメントの中には個人輸入を必要とするものもあり、ネットを介しての個人輸入は粗悪品や偽物を掴まされるおそれがあるため注意が必要です。

機能性表示食品の記載の有無

サプリメントは厳密には「薬品」ではなく「食品」に部類される商品です。
「機能性表示食品」とは、国が定めたルールに基づいて、事業者が食品の安全性や機能性に関する科学的根拠(エビデンス)などを、販売前の消費者庁長官に届け出ることによって表示できる制度のことです。
つまり、機能性表示食品として記載のあるサプリメントは、製造側だけではなく第三者から安全性と機能性を認められていると言うこと似なります。 機能性表示食品の記載はパッケージにありますから、ラクトフェリンのサプリメントを購入する際には必ず確認するようにしましょう。 特にラクトフェリンのように、腸内環境や免疫機能など、人の身体の大切な部分に影響を与える食品は、信頼性と効率を重視するために機能性表示食品の有無を確認することが大きなポイントになります。
特に、通販サイトなどを通じてラクトフェリンサプリを購入する場合は、パッケージの実物を確認できるわけではないため、「機能性表示食品」かどうかの判断が難しいこともあります。通販サイト内などをよくチェックして、機能性表示食品かどうか確認してみてください。

継続しやすい価格帯かを要チェック

どんなサプリメントや栄養成分もそうですが、継続していくことこそが何よりのポイントです。たった数日の服用だけでは期待するような効果は得られませんから、地道に摂取し続けて効果がじわじわと表れていくのを待つことが大切です。 ラクトフェリンの摂取を継続するためには、自分の予算を決めた上で一か月あたりの費用を計算してから、サプリメントを選ぶようにしましょう。 無理をして高い商品や、他の成分も含まれた商品などを選んでしまうと、予算的に続けられなくなってしまいます。「無理なく続けられるかどうか」を基準とした上で商品を探してみましょう。
また、ラクトフェリンのサプリメントは通販サイトなどで購入することも可能です。その場合は定期購入で割引が適用されたり、最初の数週間~数か月だけお試し価格で購入できるプランなどもあったりするので、よくチェックしておくと良いでしょう。

可能なら使用者のレビューをリサーチ

ラクトフェリンのサプリメント商品は、多数の会社から販売されています。もし購入を本格的に検討するのであれば、実際の使用者からの評価や口コミ、レビューを調べてみましょう。 商品の公式サイトにも感想がありますが、他のSNSや掲示板、口コミサイト等の第三者となる媒体を通じた感想を調べると、サクラなどの意見に惑わされにくいためおすすめです。
  • 飲みやすさ
  • 実際の効果
  • 効果が出るまでの期間
  • 価格に対する満足度
上記のようなポイントに注目した上で、様々な口コミ・レビューサイトやSNSを検索してみましょう。
もし周りにラクトフェリンを試したことのがある人がいるなら、実際の使用感などを直接聞いてみるのがおすすめです。家族や友人・知人、SNSなどで知り合った信頼できる人などにリアルな声を訊ねてみてください。

ラクトフェリンの効果や安全性と自分の相性を確かめた上で試してみよう

ラクトフェリンは抗酸化作用や抗炎症作用といった健康効果だけではなく、ストレス解消や月経痛予防と言ったライフスタイルの向上効果、美容効果など様々な可能性を秘めている栄養成分です。 もしラクトフェリンサプリを摂取するなら、自分の目的や予算に適した商品を選ぶようにしましょう。 例えば貧血予防を目的とするなら、鉄分なども一緒に摂取できるラクトフェリンサプリがおすすめです。美容を目的とする場合は、ビタミン類やコラーゲンなどを摂取できるサプリメントが良いでしょう。
ただしラクトフェリンを含め、サプリメントを選ぶ際には「継続できるか」という点と、「安全性や信頼性は大丈夫か」という点によく注意してください。製造元や価格、含有量をよく確認して選ぶようにしましょう。
また、ラクトフェリンは普段の日常生活で自然に摂取することが難しい成分ですので、サプリメントや、「ラクトフェリン配合」と書かれた食品を自ら選んで摂取することが大切です。 ラクトフェリンは人が赤ちゃんの頃から自然と摂取していた成分ですから、人が健康な体を保っていく上でも良い影響を与えてくれるでしょう。「早い内から免疫力を高めておきたい」「毎月の月経痛やPMSを緩和したい」といった人は、ぜひラクトフェリンを習慣づけてみてください。

こちらの記事もおすすめ

グルコサミンは本当に効果がある?健康・美容への影響と注意点を解説

よくCMなどでも見かける「グルコサミン」は、骨と骨を結合する「軟骨」の成分を構成するアミノ糖の一つです。関節痛や膝などの痛みに効く、加齢に伴う体の不調を予防する…といった売り文句で宣伝されているのを見聞きしたことがある人もいるのではないでしょうか? この記事では、グルコサミンが具体的にどのような効果を、どのようなメカニズムで引き起こすのかについてご紹介していきます。 「名前は知っていても...

もっと見る

エクオールの効果とは。更年期症状に悩んでいるなら知っておこう

加齢とともにエストロゲンが減少することで、更年期障害や動脈硬化、肌の老化などに悩む女性は多いものです。年を取ったのだから仕方がない、とあきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか。 そこで知っておきたいのが、エクオールという成分の効果です。 エクオールは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする成分で、更年期障害の症状の緩和や美肌づくり、メタボ予防など美容と健康においてよい影響を与...

もっと見る